橋梁事業
Bridge project
道と道、街と街、人と人とを結び,未来への可能性を広げる橋。
その設計には環境と調和した美しさ、 耐震性能、耐久性、メンテナンス性、施工性など幅広い高度な技術が要求されます。
当社は、長年の経験と豊富なノウハウ、最先端技術を駆使して全ての人々が喜び・幸せになる橋づくり を目指しています。
■01.新設設計
3つの強み
計画、工事工程管理、現場架設等の様々な経験を積んだ技術者が、設計技術者となり今日まで多くのプロジェクトに参画してきました。
豊富な経験より、『計画ー設計ー製作ー架設ー工事費算出ー維持補修』まで、トータルでサポートします。
業務内容
- 橋種選定・予備設計・各種提案
- 経済性を踏まえた比較設計、実現可能な構造提案などお客様の視点に立ち成果をご提出
- 鋼道路橋、歩道橋など鋼橋の詳細設計(鋼・コンクリート合成床版橋を含む)
- 経済性・決定根拠・製作性・施工性に拘った成果品をご提出
- 耐震設計、補修・補強設計
- 動的解析を実施し、最適な構造をご提案
- 多数の補修、補強実績より既設橋に見合った工法をご提案
- 付属物計画、設計、作図
- 落橋防止システム、床版、伸縮装置、排水装置、検査路など
- 経験を生かした架設計画、工事費の算出
- 一般的なトラッククレーンベント架設から手延べ架設、 床版打設計画など
- 第3者照査、設計検証
- 工事発注後に指摘・不具合ゼロを目指す照査方法にて、細部まで行き届いた結果をご報告
- 三次元CGによる景観検討
業務フロー
- 初期検討
- ・設計条件の整理、初期課題の抽出を熟練の技術者がご提案致します。
・各構造体毎の配置、形状には、必ず比較資料等を作成し、決定根拠を明確にして参ります。
- 線形計算
- ・下部工との照合など、弊社の範囲外も含め、不整合箇所がないかを初期段階で確認を致します。
・拡幅部など複雑な路面勾配について、排水機能を含め、横断・縦断勾配を確認し、ご提案をして参ります。
- 格子計算
- ・解析を流した後、必ず概略設計や手計算等による妥当性確認をして参ります。
・過去の実績・文献等により、仮定鋼重の妥当性確認を確実に実施して参ります。
・熟練の技術者が、多くの実績より仮定剛度、仮定鋼重の精度を見極めて参ります。
- 断面設計
- ・各断面に対して、常に決定根拠を明確にして参ります。
・経済性を追求した断面でご提案して参ります。
- 図面・数量
- ・社内でデザインレビューを実施し、複数の目で品質に問題がないか確認を致します。時には、自発的に外部委託し第三者照査を実施した上で、ご提出致します。
・製作、施工に配慮した構造で、ご提出致します。
架設・工事工程・工費について
- 施工ヤードの検討
- ・架橋位置の制約条件を満足した、必要最低限の施工ヤードをご提案致します。
・重機配置など初期の段階で計画し、施工ヤードの課題を洗い出します。
- 架設工法の検討
- ・経済性、周囲環境への影響、施工日数、既存の交通へ配慮した最適な工法をご提案致します。
- 格子計算
- ・重機の搬入、重機の走行性、地組ヤードなど細部に渡り検討を行い、詳細な架設計画をご提出致します。
- 断面設計
- ・可能な範囲、算出根拠を明確とし、所要日数を算出して参ります。
- 図面・数量
- ・長年の実績により、なるべく正確な金額を算出致します。
・橋梁年間などで検証し、弊社算出値の妥当性を検証した上でご提出致します。
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【架設計画図】
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【工事工程表】
■02.耐震設計
業務フロー
- 施工ヤードの検討
- 既存の資料より設計荷重、条件などを整理
- 現況調査
- 現場状況の確認、可能な範囲の現場簡易計測
- 耐荷力調査
- ・復元設計 ・復元図作成
耐震設計
- 耐震安全性の判定
- ・非線形動的解析
・照査結果の取り纏め
- 耐震補強設計
- ・対策案の検討(制振ダンパー等)
・落橋防止システムの作図、数量
- 成果品の納品
- ・制振ダンパー取付け部?
・落橋防止構造
・横変位拘束構造
・縁端拡幅構造
・当て板補強
・地震時負反力対策(方杖ラーメン等)
・支承交換 など
補修・補強設計
- 腐食箇所、補修・補強箇所の選定
- ・過去の実績を含め、施工方法、コスト、
周辺環境への配慮した方法を検討
- 補修・補強方法の
検討/設計/作図/数量
- ・対策案の検討(制振ダンパー等)
・落橋防止システムの作図、数量
- 成果品の納品
- ・支承交換
・橋面防水
・排水枡、排水管の交換
・再塗装
・当て板補強
・伸縮装置交換
・横構ガセット交換
・支承台座補修
・モルタル補修
耐震業務
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- Step01
- ・竣工年月日より設計当初の条件調査、整理
・現場調査、計測
- Step02
- ・復元設計
・復元図作成
- Step03
- ・動的解析
・制振ダンパー設置の検討
・落橋防止システム必要性の検討
・鋼部材の補強工法検討
- Step04
- ・補強部材の設計・作図・数量
・落橋防止システムの設計・作図・数量
・制振ダンパー等の取付け部設計・作図・数量
支承交換
- Step01
- ・竣工年月日より設計当初の条件調査、整理
・現場調査、計測
- Step02
- ・復元設計
・復元図作成
- Step03
- ・ジャッキアップ設備の設計・作図・数量
・支承の設計・作図・数量の補助業務
・支承モルタルの作図・数量
・取替え要領図・施工フローチャート図
■04.点検調査
点検は、維持管理を効率的に行うために必要な情報を得ることを目的に実施しています。また、安全で円滑な交通の確保、沿道や第三者への被害を防止するために有益です。
当社は、構造物点検を中心に非破壊検査など、幅広く調査を実施いたします。また、安全指導、管理を徹底し、「ゼロ災害』を目標に作業を行っています。
業務内容
- 定期点検(鋼橋・コンクリート橋・トンネル・港湾・擁壁)
- 近隣目視点検
・足場上
・船上
・高所作業車
・徒歩
- 詳細点検(斜張橋)
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- 主ケーブル張力
主桁縦断線形測量
主塔倒れ測量
橋脚、主塔移動量
塗膜劣化度測定
塗膜塩分付着量
構造物の動態調査
各種測量
- 非破壊検査
・磁粉探傷試験(MT)
・超音波探傷試験(UT)
・浸透探傷試験(PT)
・放射線試験(RT)
・ひずみ測定(SM)
・赤外線サーモグラフィ(TT)
- 異常時点検
- 地震時、台風時、積雪時
- 維持管理計画策定
- 各種成分分析
業務フロー
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点検計画
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点検・診断
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点検調書作成
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補修・補強計画
点検
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調査
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安全指導・管理
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土木構造物点検業務
私たちが行っている点検業務は,安全かつ快適な構造物の維持を確保するために実施しています。
主な業務
点検・診断の流れ
- 1.定期点検
- 1) 目視点検
・土木構造物
(橋梁、トンネル、擁壁など)
- 2.異常時点検
- ・地震時、台風時、積雪時
- 3.詳細点検
- ・磁粉探傷試験(MT)
- ・構造物の動態調査
- ・各種測量 他
点検業務内容
- (現場作業)
- 各種点検方法により、構造物に接近し、損傷の有無を確認します。高所作業車や工事足場内などから点検を行います。昼間作業だけでなく、夜間作業も行います。
- (報告書の作成)
- 現場で確認した損傷の判定を行い、点検結果をデータベースに入力し報告書の作成を行います。
安全管理
点検業務は日々現場で行います。現場には危険が多く潜んでおり、事故を起こす可能性があります。安全の指導、管理を徹底し、『ゼロ災害』を目標に作業を行っています。
私たちは損傷の早期発見を行い、構造物の維持に貢献しています。
各種点検方法による状況写真
高所作業車を使用した点検、街路、高速上を規制し点検を行います。
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首都圏に架かる長大橋の目視点検を行います。
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首都圏に架かる長大橋の動態調査、縦断線形測量、ケーブル張力測定などを行います。
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安全指導・管理の状況写真
弊社では現場安全パトロール、安全会議を実施し、点検員の安全指導・管理を行っています。
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橋梁点検 作業状況写真
(1)裏面上足場点検
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(2)工事足場上点検
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(3)箱桁内部点検
(4)機械足場点検
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